誰にも負けない

words & music by Jun Hara

吐き気の奥に埋もれてしまった

意味のないざわめきの中

君だってわかっているはずさ

無くすものなど何もないこと

 

スクランブルの交差点を

上手くかわして歩いてゆける

そんな器用な行き方などに

慣れてしまえばおしまいだよね

 

いつも(掻きむしり続けた)

怒り(露わにしたままで)

きっと(誰もが眠れない)

夜に埋もれてしまう(君さえ)

 

午前0時の酒場の隅に

捨ててきただろ哀れみなんて

鏡の向こう髭面見つめ

ため息つけば哀しすぎるよ

 

ヘイコラしてる昼間の仮面

剥がせなくって もがき続けた

そんな日常 すり減った靴

脱ぎ捨てるんだビルの屋上

 

明日(この街を出て行く)

躊躇(どこにもないだろう)

いつか(たどりつける場所が)

故郷でないにしても(負けない)

 

誰も(当てには出来ないさ)

独り(煙草をくゆらせて)

どんな(哀しい出来事も)

全て過去に流せる(君にも)

 

いつも(掻きむしり続けた)

怒り(露わにしたままで)

いつか(たどりつける場所が)

故郷でないにしても(負けない)