乾いた九月
Words & Music by Jun Hara at January 10, 1988
風が海をかすめ去る様に君は行く
靡く髪に触れる僕を振り払って冷ややかに
最後の言葉を口にする
君に何も出来ず悔しさに身震えて
確かにあの日のふたりを探してる
乾いた九月のふたりを探してる
秋の陰にあどけなささえも薄れている
君が時をかけて決めたことを今更僕だけ
引き止めてみても無駄だけど
息が止まるくらい君を抱きしめたくて
確かにあの日のふたりを探してる
出合ったあの日のふたりを探してる
ガラス越しに君が後姿残して
閉ざした心を誰かに預けてる
出合ったあの日のふたりを遠ざける
確かにあの日のふたりを探してる
乾いた九月のふたりを探してる