遠い岬の灯台に明かり灯る頃
海風が止まるよ この公園で
優しすぎた人 想い出す度それは
幼い頃の様だね はしゃぎすぎたね
あなたの大切な時代とともに
生きられたから 別れは恐くなかった
やがて星達が街を見下ろす
忘れられる時まで
ここへは来ない
人影疎らな雪の道 靴音が止まるよ
夜明け前の防波堤 ひとり佇み
はにかんだような笑顔は今も
僕にしてみれば天使 眩しすぎたね
さよならも言えずに 涙をためて
走り去る姿が見えなくなった
そして今は冬
凍えた肩が解けてしまう時まで
ここへは来ない