松山紀行再び(冬)2014

2014年1月29日水曜日

今回の旅の第1目的はゴールデンウイークに親戚一同を連れて、旅行案内をするための下見。
その時は実家の明石から車で行くことになるので、所要時間などを確認することも兼ねてである。
何よりこれまでのぶらり旅で松山が一番お勧めだから。

東京八重洲口8:20発の東京シャトルはいつものコースが事故渋滞のため、
レインボーブリッジを渡るコースに変更されて成田空港へと向かった。



GK403便は10:50に定刻通り離陸した。

今回は前回の反省からF席ではなくA席を確保。
おかげで富士山が御覧のように。



そして明石海峡大橋と故郷の風景もクッキリと。



松山空港へは定刻通り12:45に到着。
こちらも快晴で、気温は15度。



リムジンバスJR松山駅までのチケット300円を販売機で購入し、15分で到着。



駅構内にある観光案内所で市内電車・バス1Dayチケット400円を購入し
市電に乗って大街道で下車。
大街道商店街の最南端にあるCafe One Timeにてハンバーグ満足セット(コーヒー、デザート付)850円を注文。





らくちん大街道店で21時からボディ・足裏半々コース60分(3,200円)を予約。
その後、今夜の晩餐の店であるなの花の場所を確認するために地図をたよりに歩いたが見つからない。
近くを歩いている人に聞いてみたら、わからないらしくパーキングの管理人がいる場所へ導いてもらった。
おかげで、地図が一つ筋違いであったことがわかり入口を確認できた。
実はこの店、定休日が日曜のため、前回松山を訪れた時2回も行けなかった店で
松山でも一番の人気店であることから予約を取るのが難しいのだ。

市電で大街道から上一万で乗り換え、清水町で下車後
定宿としているサンガーデン松山に到着。
15時半に宿泊代3700円と次の日の朝食代100円を支払い、チェックイン。
ゴールデンウイークに親戚一同で来る日の予約と駐車場について確認した後
いつものようにエレベーター前にあるコーヒーを入れて417号室へ。

 

パソコンとポケットWIFIとiPhoneを接続充電しながら一服。

17時頃、市電で清水町から西堀端へ。
堀之内公園を散策。


松山城二之丸史跡庭園の入口を確認。
ここから見える松山市駅方向の夕景をパチリ。



その後、次の日に登る松山城・県庁裏登城道の入口を確認して大街道まで歩き、
三越5階で、明日必要とする誕生日祝い用の封筒とカードのセットを購入。
しばらくして19時前になったので、今夜の晩餐のため、なの花へ入店。
店内は10人ほどが座れるカウンターと、奥に一つだけ座敷がある。
僕は大体、カウンターで店内の人と話しやすいよう、一番奥か一番手前の席に座る。



そして、まずはとりあえず生ビールを注文。
この日は5,000円10品コース+1,500円2時間飲み放題を予約しておいた。
料理について、今回薀蓄は書かない。
以下の写真の通り見ているだけで味は想像できると思うので。



干し柿とほうれん草のクリーム仕立て



ブリ大根の煮凝りとリンゴソース



日本酒(小富士)は4合頂く。



ズワイガニの茶碗蒸し



太刀魚、鯛、ブリ、カワハギのお造り



鰆(サワラ)の西京焼き



アワビのウニソース焼き



トラフグのちり鍋
これはまずそのまま一口頂いて



その後、好みに応じてポン酢を漬けて頂く。



ウニとイクラの釜飯



これは美味だったのだけど、結構な量があり
隣のお客さんが欲しそうだったので、大将に声をかけて御裾分けした。



するとお返しと言うことであん肝の山椒煮を頂いた。



トウモロコシのアイス



そのお隣さんが永田さんと言うご兄弟で話がはずみ、時間を忘れて松山談義に花が咲いた。
兎に角、食い道楽としては、地元の歴史と地理と名産が頭に入っていると喜んでもらえるし
それをきっかけにして地元でしか聞けない話などがうかがえる。
僕にとっては何をおいてもこれが一人旅の一番楽しい時間になることが多い。



「店長から皆さんの写真をとりましょう。」と言うご計らいでパチリ。



会話はとめどなく続いたが21時から、らくちんの予約があったので
ゴールデンウイークの予約内容を大将と打合せした後、皆さんとご挨拶して足早に店を出た。
らくちんまでの時間は昼間に徒歩で6分であることを確認していたので小走りで向かった。
と言うのも20分過ぎると、予約がキャンセル扱いになると聞いていたので。

到着したのが丁度21時20分。
トイレを貸してもらった後、寝不足で固まっている体と足裏をほぐしてもらった。
施術が終了して帰りの準備をしていたら既に22時36分を過ぎていた。
と言うのもこの時刻が市電の最終だったのだ。

歩いて帰れないわけでもないが、40分以上はかかるので、
ここは次の日を考えてタクシーに乗車してホテルへ。
料金は630円だった。
フロントで近くのコンビニを聞いたら最近サークルKができたらしく、
とりあえず風呂上り後用のチーズストロベリーアイスと
小腹が減った時用のおにぎりを調達して部屋に戻り
一っ風呂浴びた後、次の日の予定を確認しながら一服。
就寝は次の日になっていた。


2014年1月30日木曜日

この日は7時半から朝食を予約しておいたので、フロントに頼んだ7時15分のモーニングコールで起きた後
着替えて2階のレストランへ。



朝食を摂った後、NHK朝ドラの「ごちそうさん」を観て、
廊下にある無料のマッサージチェアで体をほぐした後、9時頃チェックアウトし
市電で清水町から県庁前へ。
そこから二之丸史跡庭園へ向かった。



入館料は100円。



この庭園は1602年(つまり関ケ原合戦の2年後)初代松山藩主・加藤嘉明によって建設が始められ
城郭全体が完成したのは2代藩主蒲生忠知(1627年~1634年)とされていている。
本丸は山頂にあるが、例外なく平山城としてはここが藩主の居住地になる。
ただ1687年に新たに三之丸が完成したので、藩主はそちらに移り、ここは世継ぎの屋敷として使われたとのこと。
明治時代になって一時期、藩庁・県庁として使われたが1872年火災により焼失し、270年余りの歴史に幕を閉じた。



園内には茶室などもあり、有料にて茶会などをすることができるらしい。
但し茶室などは撮影不可だった。



大井戸遺構



庭園を後にして、雨上がりの県庁裏登城道を登り、本丸へ向かう。
以前来た時はロープウェイで登ったが、標高132mであることから徒歩で登るとどんなものかを確かめるためである。
本丸入口までは8分程。
ここから石畳みと堅牢な石垣と櫓を脇に見て登って行く。









天守閣入口にあるヨシアキ君。入館料は500円。





















大天守2階では松山城・小天守復興の様子30分が上映されている。
これは前回観たのでパス。



最上階に昇れば松山市内全域を見渡せ、この日は雨上がりの靄(もや)で雲海がたなびいているように見えた。















本丸売店では甘酒を売っていたが、徒歩にて登ったためソフトクリーム300円を食す。



下山はロープウェイ通り方面への東雲口登城口にて下り、その途中にある東雲神社に参拝。





ロープウエイ通りに到着後、市電で大街道から大手町へ。



大手町から高浜・横河原線に乗り換えて三津までの切符250円を買い12分で到着。





駅から10分くらい歩いてサンジャックに到着。
この店は昨年6月まで東京の中央線西荻窪にあったのだが
9月からこの場所へ移転し開店した。
僕がこの店を知ったのは、羊子ちゃんがライブのホームにしていたから。
東京では小さな店に大きなグランドピアノがあったが、それはレンタルだったらしく
今は奥の座敷席にアップライトピアノがあった。





12時半くらいに店内へ入り、日替わりランチを注文。
ついでに、機材充電のためコンセントをお借りした。



これは美味。





コーヒーを飲みながら、マスターと奥さんと談笑した後、
7名のお客さんが入ってきたので
1週間後に来る羊子ちゃんと鈴木君のために
遅れ馳せながらの誕生日プレゼントを預かってもらい店を出た。



帰りは古町で乗り換えて市電で道後温泉へ。
↓は坊っちゃん列車



道後温泉駅



坊ちゃんカラクリ時計



道後温泉本館
昨年夏に入ったので今回はなし。





道後公園(湯築城跡)の展望台に登り、松山城方面をパチリ。



道後放生園「足湯」にて、しばし休憩。



市電で道後温泉から松山市駅まで行き、
四国で唯一の地下街であり日本で2番目に短い地下街まつちかTOWNを潜り銀天街アーケード街へ。



手もみ屋本舗にて足裏・ふくらはぎを30分(初回2,130円)ほぐしてもらった後、
市電で松山市駅からJR松山で下車し、空港行リムジンバスへ。




18:55発のGK404便が遅延し19:20発に。







松山の夜景を見下ろし



21:05に成田到着。



21:25の東京シャトルのチケットを京成バスのカウンターで確保し、一服した後、帰路へ。
予定外の遅延だったので、門仲に到着したのが22:40。
赤札堂でマッコリを買って、ローソン100でチジミ、キムチ、ビビンバを買って帰り
遅い晩飯になってしまった。



とりあえず、前回の広島と今回の松山でゴールデンウイークのルートは調査完了。
きっと、喜んでもらえるはず。

おしまい