もっとこころがとどくほど

作詞・作曲 原  淳

気付かずに愛は時を重ね

ふたりして歩く白い道

引かれれば返す波の様に

揺れている今は夢ごごち

何時もと違うリップカラーが

僕の視線を釘付けにして

微笑んでても 髪をなでても

狂おしくさせるだけ


時の流れに身を任せたら

知らず知らずに突き動かされ

確かなはずの未来の愛も

不安を纏ってる


もっとこころがとどくほど

近くに君を感じたい

誰もそこに入れない位に

もっとこの手がとどくほど

君の身体を感じたい

時を越えて今すぐ

 

何時になく今日は君がよぎる

ひとりでに記憶を包んでる

過ぎてきた恋も今は消えて

振り返ることもきっとない

初めて会った女の様に

僕だけぎこちなくなってゆく

語るジョークも 煙るタバコも

ただの道具に落ちて


4年の時が育んできた

ふたりの歴史紐解いたなら

散りばめられた涙の粒も

素敵なメモリアル


今は君しか感じない

多分君が思うよりも

誰もここに入れはしないだろう

きっと君しか愛せない

不思議なくらい迷わない

切なすぎる毎日

遠い記憶を呼び起こす様な

君の膝へともたれかかれば

このままずっと変わらぬ心

願っていたいけれど


僕が君へと流される度

押し寄せてくる不安な気持ち

君が僕を見つめ続けてる

はずなどないけれど


誰にも君を譲れない

今は誰にも渡せない

こんなに愛は揺れているけれど

ずっと君しか感じない

誰も止めはできはしない

そんな素敵な
Surprisin’ Seasons