父の日記念

子供の頃からのことだが、僕はあまり文章を書く(読む)という習慣がないし本当に苦手だった。
しかし、うちの家系ではこれは例外である。
実際、両親と兄弟(と言っても姉が一人だけいます)は膨大な量の手紙や文章を書いてきているので字は達筆だ。
僕は習字が苦手で高校の時に1だった。
(だからワープロ(今はパソコン)の出現は僕にとって人生の一大事でした)
また、うちの家系では新聞を読む習慣というのが僕にだけない。
(ワタシ ハ、テレビ ニ、ソダテラレマシタ)
そんなこんなで、この件に関してはうちの家族はとても血縁だとは思えないのだ。
だって、姉弟喧嘩をした時には、姉から「この偽者(にせもの)じゅん!」と言われ続けたことは今でも忘れてないし...。
もしかして、僕はどこかの金持ちの隠し子で、きっと何かの事情でこの家に預けられているだけなのだ。
と、よく小さい頃(今でも小さいけど)そう思ったものでした。
(でも小さい頃って誰でもなにがしかのいやな事があったら、これに近い空想をしますよね。)

そんな子供が人前で唄う詞を書いているのだからお笑いですよね。
だから自分の唄を唄うのって結構勇気と自己陶酔する力が必要だったんですね。
当然、このページを公開しようと決心するのにも。
そんなこともありまして、ネタがつきたら、家族の助けを借りようと思い、早速このページを公開する前にスキャナーとOCRソフト(画像から文字に変換してくれるもの)を買い込んで、実験していたのです。

その結果、下記のようになりました。(まるで卒論発表以来ですね)

方法:
出版物をスキャナーで読み取りテキスト変換したのち、校正(OCRが誤認する文字が全体の1〜5%ぐらいある)して、htmlに保存した。

実験対象:
原 覺著「これから人生」
(著者は私の父で、本は自費出版です。ちなみに新聞社や図書館にも寄贈しているので事後承諾で公開します)

結果:

ここをクリック

考察:
確かに紙に書かれた文章を1から打たなくていいのは楽だったが、校正にえらい時間がかかった。
なんにしろ、一度テキスト変換したものを全部読み直した後、htmlに変換した時にも、
いらない改行や脱字をチェックしないといけないので、いやになってしまった。
が、こんなずぼらに育ててしまった罪滅ぼしとして、うちの家族にも時々登場してもらうつもりだ。
出来れば本人にこの作業はやってもらいたい。

ということで、今度、実家に帰ったら同じパソコン環境にしてあげるね。パパ!

ちなみに関西では父のことを「おとん」、母のことを「おかん」と言います。
私のような育ちの悪い子は...。
小さい頃は「おとうさん」「おかあさん」と呼んでいたのだけれど、何時からでしょう。
覚えていません。
実験結果にあるような「おとうしゃん」なんて呼んでいたことなども記憶にありません。
この文章に登場する「淳一」って本当にわたしですか????
だって、子供の頃、おとんはわたしのことを「じゅんこさん」って呼んでいたじゃーあーりませんか!!!
もしかしてわたしは、チュンサン???